飲食物の提供容器などの脱プラスチックをうたう「カフェリード」。手前がおすすめの菓子「トゥンカロン」(草津市下物町)

飲食物の提供容器などの脱プラスチックをうたう「カフェリード」。手前がおすすめの菓子「トゥンカロン」(草津市下物町)

脱プラスチックをうたう「カフェリード」の外観

脱プラスチックをうたう「カフェリード」の外観

 食器などにプラスチックを一切使用しないカフェが滋賀県草津市の烏丸半島に開店した。環境意識の高まりを受け、ストローなど一部を紙などに代替えする店舗は増えているが、「完全脱プラ」をうたう店舗は珍しいという。 

 食器などにプラスチックを一切使用しないカフェが草津市の烏丸半島に開店した。環境意識の高まりを受け、ストローなど一部を紙などに代替えする店舗は増えているが、「完全脱プラ」をうたう店舗は珍しいという。

 インターネット通販業者「クラスタ」(京都市)が社会貢献を打ち出し、空き店舗を借りて新事業を開始。店名にある「REED」は英語で葦(あし)の意味で琵琶湖と環境へ思いを込めた。新型コロナウイルス感染症対策としてテークアウト専門店とした。

 一番のこだわりはプラスチックを使わないこと。コーヒーカップのふたやストロー、商品包装は紙製でスプーンは木製を提供する。

 持ち帰り用も紙袋で、ガムシロップやフレッシュはその場で入れてもらう。ラップ包装が必要なサンドイッチもソースが漏れ出さない工夫を凝らした。

 主な商品は地場産野菜をふんだんに使ったサンドイッチやスープ、マカロンにクリームをサンドした韓国発の菓子「トゥンカロン」など。近くにある琵琶湖博物館や水生植物公園みずの森の来場者のほか、サイクリストや市民ランナーの集客を見込む。

 同社の丸本篤社長(47)は「脱プラはコストがかさむため二の足を踏む事業者もいるが、しっかりした売り上げを上げることで事業として成り立つことを示したい」と意気込む。