正月飾りなどを購入する人々でにぎわった終い弘法(21日午前10時21分、京都市南区・東寺)

正月飾りなどを購入する人々でにぎわった終い弘法(21日午前10時21分、京都市南区・東寺)

 京都市南区の東寺(教王護国寺)で21日、1年の締めくくりとなる縁日「終(しま)い弘法」があった。11月に8カ月ぶりに再開された弘法市は2カ月連続での開催となり、餅や豆類、迎春飾りといった新年の準備に欠かせない品々を求める人たちでにぎわった。

 出店は例年の半分以下の約500店にとどまり、訪れた人も少なめだったが、手作りの陶芸作品や木工細工、冬野菜の漬物、乾物類など弘法市ならではの品が境内に並んだ。各店の軒先では「正月用の餅、どうですか」「また来年もよろしく」といった常連客との会話が交わされて年の瀬を感じさせた。

 コウヤマキや松竹梅を扱う店を出していた男性(63)=奈良県吉野郡黒滝村=は、「今年は大変な1年だったが、来年も元気なお客さんの顔を見るのを励みに頑張りたい」と話した。

 来月21日の「初弘法」も現時点では開催予定といい、中止の場合はホームページなどで告知する。