57日ぶりに運航を再開し、次々と出発する保津川下りの船(亀岡市保津町)

57日ぶりに運航を再開し、次々と出発する保津川下りの船(亀岡市保津町)

 台風や豪雨の影響で8月から休業していた亀岡-京都・嵐山間の観光船「保津川下り」が13日、運航を57日ぶりに再開した。秋晴れの下、京都府亀岡市保津町の乗船場から観光客や修学旅行生らが笑顔で乗り込み、待ちに待った渓流下りの迫力を体感した。

 保津川遊船企業組合によると、8月18日から運休し、台風20、21、24号などに立て続けに見舞われて川の増水や航路に流れた土砂、落石の除去、安全点検に時間がかかったという。

 運航再開の朝、心待ちにしていた観光客らが乗船場に列をつくった。午前9時、船頭の合図で満員の船が保津峡、嵐山へ向けて次々と出発した。静岡県から家族3人で訪れた主婦(65)は「7月に来た時は運休だったので、ようやく乗れてうれしい」と話した。

 同組合は「何とか秋の観光シーズンに間に合った。安全運航を徹底し、お客さまに楽しんでもらいたい」としている。