VRの映像の一部。臨場感のある映像で、火災の恐ろしさを実感できる=京都市消防局提供

VRの映像の一部。臨場感のある映像で、火災の恐ろしさを実感できる=京都市消防局提供

専用のゴーグルを装着し、VRを体験する市消防局の職員(京都市南区・市市民防災センター)

専用のゴーグルを装着し、VRを体験する市消防局の職員(京都市南区・市市民防災センター)

 京都市市民防災センター(京都市南区)が、VR(仮想現実)機器を使い、住宅火災を疑似体験できるコーナーを設けた。煙や炎が急速に広がる様子など臨場感ある映像を通して、火災の恐ろしさを実感してもらう。

 東京消防庁から映像の提供を受けた。専用のゴーグルを掛けるとCG映像や音声が流れる仕組みで、住宅で天ぷら鍋火災が発生したとの設定。時間は3分ほどで、顔を動かすと映像も変わり、その場にいるような臨場感がある。

 室内で住宅用火災警報器が鳴り響く中、煙がどんどん充満し、台所の天井まで燃え広がる。消火器がうまく使えなかったり、てんぷら油の鍋に水を掛けたことで爆発的燃焼が起きたりと、初期消火の注意点も伝えている。

 センターは「VR体験を通じて住宅火災が身近な危険だと知ってもらい、住宅用火災警報器や初期消火などの備えについて日頃から意識してほしい」と呼び掛けている。

 対象は中学生以上。新型コロナウイルスの感染対策のため、館内ツアー(事前予約制)の参加者のみが体験できる。申し込みはセンター075(662)1849。