令和を祝って催された福王子神社の稚児行列(京都市右京区)

令和を祝って催された福王子神社の稚児行列(京都市右京区)

 京都市右京区の福王子神社で20日、秋季大祭が営まれた。新天皇の即位を祝い、神社と氏子でつくる奉賛会が38年ぶりとなる稚児行列を実施した。

 福王子と鳴滝、御室、常盤、仲野、山越の旧村から2~8歳の男女計40人が参加した。稚児は福王子神社でおはらいを受けた後、仁和寺(同区)まで練り歩いた。上衣とはかまを着て、男児は金烏帽子(えぼし)、女児は天冠をかぶり、保護者と手をつないで愛らしい表情を見せると、沿道に集まった住民らが大きな拍手を送った。

 仁和寺に着くと、子どもたちは京都御所の紫宸殿(ししんでん)を移築した国宝「金堂」で加持を受けた。北澤創真君(2)と参加した母千緒さん(31)は「子どもたちの元気な成長を願って歩きました」と話した。

 この日の秋季大祭では、みこしを先導する6本の剣鉾のうち、旧鳴滝村の氏子らが1本の剣鉾差しを約70年ぶりに復活させた。