長浜市内に点在する観音像など仏像をあしらった「観音の里念持仏カード」

長浜市内に点在する観音像など仏像をあしらった「観音の里念持仏カード」

 観音信仰の文化が残る滋賀県長浜市で信仰を通じたまちづくりに取り組むNPO法人「花と観音の里」(同市高月町渡岸寺)と市は、同町内にある観音像などの仏像をあしらった「観音の里念持仏(ねんじぶつ)カード」を作った。地元のイベント「観音の里 ふるさとまつり」が開催される14日から売り出す。

 長浜市内には同町を中心に約130体の観音像が点在しているとされ、拝観して回る「観音像巡り」も盛ん。カードは観音像巡りの観光客に「観音の里」をアピールしようと作った。

 22種類あり、磯野寺(同町磯野)に安置されている「十一面観音立像」や、横山神社(同町横山)に伝わる「馬頭観音立像」などが名刺大のカードにカラー印刷されている。裏面には仏像の由来や地域の歴史、文化などの解説文が記載されている。「いつも身近に置く仏像」の意味を込めて「念持仏」と名付けた。

 1種類あたり500部を作製。1枚200円。各社寺などで販売する。収益は、社寺や仏像の管理費に充てられる。

 今後は高月町以外にある仏像のカードも作る予定。同法人の武田雅博代表理事(65)は「カードを集めることで、若い世代にも観音像巡りを楽しんでもらうきっかけになれば」と話している。カードの販売場所は同法人のホームページ(HP)で確認できる。

 各社寺の参拝は予約が必要。問い合わせは長浜観光協会北部事務所0749(82)5909。