【資料写真】2020年の左義長まつり

【資料写真】2020年の左義長まつり

 滋賀県近江八幡市内で3月に行われる「左義長まつり」(国選択無形民俗文化財)で奉納する「左義長」の制作を来年は全町内で取りやめることがこのほど、近江八幡左義長保存会などへの取材で分かった。新型コロナウイルス感染拡大防止のためで、全町内の制作中止は戦後初めてという。

 祭りは戦国武将の織田信長も安土城下で参加したと伝えられる伝統行事。同市宮内町の日牟禮(ひむれ)八幡宮一帯で行われ、わらで組んだたいまつに海産物や穀物で作る「ダシ」を前面に据えた豪華な左義長を奉納する。

 左義長の制作は全13町内が自治会館などで1月から進めるため、「3密」が懸念される。保存会は新型コロナの「第3波」を受け、各町内に制作自粛を求め、今月、全町内が受け入れたという。

 関係者によると、来年の祭り自体は執り行う予定で今後詳細を詰める。

 今年は新型コロナの影響で、規模を縮小して実施した。