杉浦正省氏

杉浦正省氏

 任期満了に伴う京都府精華町長選が20日に投開票され、無所属新人で前町議会議長の杉浦正省氏(71)=自民党、立憲民主党、国民民主党推薦、公明党支持=が、いずれも無所属新人で元府議の島田正則氏(69)と、不動産会社社長の竹川増晴氏(63)=共産党推薦=を破り、初当選を果たした。4期で引退する木村要町長から事実上の後継指名を受け、町政の継承に成功した。

 杉浦氏は、中学校給食の実現や、災害時の受援拠点としてごみ焼却施設跡地を活用することなど、現町政の路線継続を訴えた。国政で対立する与野党の推薦や支持を得て、組織力を生した選挙運動を繰り広げた。10年にわたる町議会議長の経験で培った国や京都府とのパイプもアピールし、自民府議だった島田氏との保守分裂選挙を制した。

 島田氏は人口増による市への移行や町政刷新を、竹川氏は国民健康保険税の引き下げなど福祉の充実を主張したが、及ばなかった。

 投票率は41・19%で、過去最低だった前回をさらに1・97ポイント下回った。