南アフリカに敗れ肩を落とす日本フィフティーン(20日午後9時27分、味の素スタジアム)

南アフリカに敗れ肩を落とす日本フィフティーン(20日午後9時27分、味の素スタジアム)

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で4強進出は逃したものの、強豪国を次々に打ち破って世界に衝撃を与えた日本代表。奮闘した京都ゆかりの選手たちを恩師たちがねぎらった。

 伏見工業高、京都産業大でスクラムハーフとして腕を磨いた田中史朗は1次リーグから全5試合に出場。大学時代に強力FWを操る技術を学び、最高峰の舞台で存分に発揮した。京産大の大西健監督(69)は「田中が出てくると、チームがリズムに乗れた。きょうも苦しいところでよく頑張った。誇りに思えるいいゲームだった」と話した。

 3試合ぶりに復帰したアマナキ・レレイ・マフィは持ち味の力強い攻撃でチームを引っ張った。花園大では、2部に相当する関西大学Bリーグでプレーした。「日本が世界に通用することを発信できた。感動をもらった」と江森隆史監督(48)。「その場に教え子がいると(うれしさが)全然違う。ナキ(マフィ)だけでなく、オールジャパンに感謝したい」と語った。

 伏見工高出身の松田力也はスタンドオフやセンターとして途中出場し、得意のランでインパクトを与えてきた。同高(現京都工学院高)で指導した高崎利明ゼネラルマネジャー(57)は、教え子の勇姿を現地で見届け「劣勢の中、切り返すところまではできなかったが冷静なプレーをしていた」と健闘をたたえた。