一年を振り返り、今年の漢字として「感」を示す三日月知事(大津市・県危機管理センター)

一年を振り返り、今年の漢字として「感」を示す三日月知事(大津市・県危機管理センター)

 滋賀県の三日月大造知事は22日、今年最後の定例記者会見を開いた。今年の漢字として「感」を挙げ、「新型コロナウイルス感染症がまん延し、今まで経験したことのない恐怖感の一方、医療従事者や対策に協力してもらった県民への感謝を感じた」と理由を説明した。一年を振り返り、春の感染第1波で県内一斉休校につながった県立校の休校判断が自身にとって最も「重い決断だった」とも述べた。

 三日月知事は休校判断について「当時の状況から一定仕方なかったと言い訳したい気持ちもあるが、大切な学校での学びの機会をある意味で奪ってしまった。反省もしている」と語った。

 年末年始の帰省については、県民に自粛を求めないものの、大阪など感染拡大地域や京都への不要不急の外出は引き続き控えるよう強調。「(帰省)しないで、とは言わない。帰省によって感染を広げないように慎重な行動をお願いしたい」と述べ、行き先の感染状況をよく見て判断するよう求めた。

 県は、元日を挟んでかかりつけ医が休みになる期間(29日~1月3日)について、発熱などコロナ感染が疑われる場合は受診・相談センター=大津市は077(526)5411、それ以外の市町は077(528)3621=に連絡するよう求めている。いずれも24時間対応。休日急患診療所や輪番制病院を受診する場合も、事前に電話するよう協力を呼び掛けている。