看板商品のローストビーフなどを販売するサイト(舞鶴市北吸・市役所)

看板商品のローストビーフなどを販売するサイト(舞鶴市北吸・市役所)

 京都府舞鶴市引土の精肉販売業「ABCフーズサービス」が、ふるさと納税返礼品をきっかけに全国へ広がった顧客が手軽に商品を購入できるようにと、通販サイトを立ち上げた。コロナ禍の巣ごもり需要にも対応し、肉を使ったレシピや焼き方も掲載し、食肉の魅力を発信する。

 同店の看板商品ローストビーフは、市のふるさと納税の返礼品として人気を集め、本年度の市全体の納税件数1244件中473件(11月27日時点)を占める。ふるさと納税サイト「ふるぽ」のローストビーフ部門のランキングでは、10月1日に全国1位を獲得。リピーターも多く、全国の利用者から通販サイト開設の要望が寄せられたという。

 サイトでは、A5ランクの高級和牛を使用したローストビーフやハンバーグのほか、京都のブランド牛肉など100種以上を販売。コロナ禍の中、家庭でも店舗のような味を楽しめるよう、肉のおいしさを引き出すレシピなども掲載する。今後は、地元の日本酒とのセット販売も予定し、地域活性化を目指す。

 同社の田村寿英取締役(29)は「和牛の魅力を舞鶴から全国に広めたい」と力を込める。