新型コロナウイルス感染拡大が続く中での受験シーズン本番を控え、全国知事会は23日、感染するなどした受験生も受験機会が確保されるように国の支援を求める提言書を菅義偉首相に提出した。

 知事会の文教・スポーツ常任委員長で香川県の浜田恵造知事、次世代育成支援対策プロジェクトチームリーダー代理で山梨県の長崎幸太郎知事が、官邸で菅首相と面会した。同チームリーダーを務める滋賀県の三日月大造知事も提言書に名を連ねている。

 提言は、コロナ感染や濃厚接触者と判断されるなどで受験できなくなった場合、別日程で受験機会を設けるといった対応を国から大学などへ働きかけるよう要求。医師や看護師などの国家試験でも受験機会が確保できるよう、国の支援を求めている。

 首相と面会後、取材に応じた長崎知事は「首相から『検討する』との言葉があり、一定の理解をいただいた」と話した。