クリスマスケーキをイメージした装飾が施された一角で、写真に収まる赤ちゃんと母親(守山市勝部2丁目・勝部自治会火まつり交流館)

クリスマスケーキをイメージした装飾が施された一角で、写真に収まる赤ちゃんと母親(守山市勝部2丁目・勝部自治会火まつり交流館)

 地域の子育て情報誌を発行している一般社団法人「ママパスポートコミュニティ」(滋賀県守山市)が、生後6カ月のお祝い「ハーフバースデーパーティー」を市内で定期的に開いている。出産後に社会的に孤立しがちな状況にある上、新型コロナウイルス禍で外出自粛を強いられた母親たちへのエールも込められ、参加者に喜ばれている。

 「はい、チーズ」。12月17日、市内であったパーティー。クリスマスの飾りで彩られたコーナーに母親と赤ちゃんが並び、スタッフらがおもちゃなどであやしながら写真に収めた。この日は5~7月に生まれた赤ちゃんと母親10組が参加。「寝返りができるようになった」「つかまり立ちをして目が離せなくなった」など近況を報告し、会話に花を咲かせた。

 コロナ禍で地域の子育てサロンやイベントが軒並み中止になり、月齢の近い「ママ友」ができず、家にこもる時間が長かった人も多いという。娘と参加した女性(28)は「外に出られないのがしんどかった。コミュニケーションを取れて気持ちが楽になり、育児を頑張ろうと思えた」とほほえんだ。

 パーティーは昨年11月から始まった。コロナで一時開催できなかったが「外に出てもらうきっかけに」と夏に再開した。会場でのランチをなくし、持ち帰りの弁当にするなど感染対策を講じ、月1回のペースで続ける。編集長の中井智美さん(40)は「気軽に相談できる相手を見つけてほしい。この機会にわが子の成長をゆっくり振り返ってもらえれば」と話している。