棚田から水路に流したモロコを網で捕まえる住民ら(京都府宮津市小田)

棚田から水路に流したモロコを網で捕まえる住民ら(京都府宮津市小田)

 京都府宮津市上宮津地区の住民が養殖したホンモロコの水揚げがこのほど、同市小田の休耕田であった。旧上宮津小裏の棚田から水を抜いてモロコを斜面の水路に流し、数十メートル下の網で捕まえた。

 同小で2015年、海洋高(同市上司)がプールで養殖を始め、翌年から上宮津地域会議も加わった。

 今回は同高から提供された卵を使い、ほとんどの作業を会議が受け継いで棚田約0・6アールと25メートルプールで育てた。

 本年度の水揚げは、昨年11月に済ませたプールと1月に予定する残りを合わせて、約60キロを見込み、府北部の旅館や料理店、住民に販売する。八尋慈教会長(70)は「缶詰などの商品開発のめどもつきつつある。地域で事業として成立させたい」と展望を話した。