新年へ向けて京都市中央卸売市場で行われた葉付きミカン・ダイダイの競り(京都市下京区)

新年へ向けて京都市中央卸売市場で行われた葉付きミカン・ダイダイの競り(京都市下京区)

 京都市中央卸売市場(下京区)によると、生鮮食料品などの年末の卸売価格は、新型コロナウイルスの影響もあって主要品目で全体的に前年を下回りそうだ。ただ、正月料理によく使われる塩カズノコやイクラは入荷量が前年より少なく、価格が上がるとみられる。

 12月1~20日の卸売価格は、塩カズノコが前年比9.1%増、イクラは同54.9%増だった。前年より高値の傾向が続くとみられる。

 一方、コロナ禍による飲食店の営業不振で、業務用の比率が高かった一部の食材は需要が低迷。1~20日の平均価格は、養殖ブリが同16.3%減、メバチマグロ10.2%減、キハダマグロ5.1%減。年末にかけての価格はいずれも前年と同水準かそれ以下で推移するとみられる。青果では、金時ニンジンやサトイモ、ユリネ、ミカン、イチゴなど幅広い品目で卸売価格が安くなりそうだという。