「シガトー」を企画、商品化した立命館大の学生たち(大津市・県庁)

「シガトー」を企画、商品化した立命館大の学生たち(大津市・県庁)

 滋賀の魅力を伝える新たな菓子の土産をつくろうと、立命館大の学生が、県内産のほうじ茶を使ったガトーショコラ「シガトー」を商品化した。県内限定で販売しており、学生たちは「お土産を通して滋賀を知り、足を運んでもらえるようになってほしい」と話している。

 同大学びわこ・くさつキャンパス(草津市)を拠点に学生9人でつくる学生団体「ぎゅっと滋賀」が企画。普段、目に見えない滋賀の魅力に気付いてもらう機会につなげようと、県内産の食材や特産品の使用や滋賀らしさを条件に全国からアイデアを募るコンテストを開催した。

 朝宮茶が日本五大銘茶に数えられ、最澄が唐から持ち帰った茶の種子を比叡山の麓に植えたのが日本茶の始まりとされるなど、滋賀は茶と関わりが深い。シガトーは、約100件の応募の中から採用したアイデアを元に、ホワイトチョコレートのベースに粉末状のほうじ茶を練り込んだ生地を焼き上げた。

 県内外の企業などと連携し、打ち合わせや試作を繰り返して商品化し、卸売業者と交渉するなどして販路を開拓した。パッケージはデザインを学ぶ他大学の学生が手掛け、茶葉や近江富士と呼ばれる三上山、琵琶湖などをかたどったマークをあしらい、滋賀らしさを詰め込んだ。

 代表の2年細川満里奈さん(20)は「お土産は人と人をつなぐツール。受け取った人が滋賀のことを知るお手伝いができる一品になれば」と話している。

 1箱6個入り。税抜1200円。平和堂など県内約80カ所で販売している。