「寒天発祥の地・伏見」と刻まれた石碑の設置を祝う地元住民ら(京都市伏見区・伏見中前)

「寒天発祥の地・伏見」と刻まれた石碑の設置を祝う地元住民ら(京都市伏見区・伏見中前)

 「寒天発祥の地・伏見」を発信している京都市伏見区の市民団体が伏見中の正門前に石碑を設置し、このほど除幕式を催した。代表の男性は「感無量。町のシンボルとして多くの人に知ってもらえる」と喜びをかみしめた。

 寒天を使った料理イベントや講演などを通じてPRしてきた「伏見寒天プロジェクト」が企画した。「形として残るものを」と2年前から募金活動を開始。寒天誕生の場所とされる旧下板橋交番跡地の隣の伏見中前に設置することになった。


 石碑は高さ80センチ、横120センチ、幅30センチ。寒天の原料であるテングサにちなみ薄い赤色をしており、「寒天発祥之地 伏見区御駕籠町」と団体のマークが刻まれている。


 除幕式には地元住民ら約40人が参加。代表の植野彰さん(60)が「石碑を生かし、寒天発祥の地としてにぎやかにしていきたい」とあいさつ。式を祝して東山区の歌劇団が「寒天音頭」を披露した。


 石碑はふるさとの歴史を生徒に知ってもらおうと、同中へ贈呈された。植野さんは「ここからが第一歩。跡地に寒天スイーツでもてなすカフェや、新たな名物をつくりたい」と次を見据えた。