「大鳥居」のくぐり初め式で清めの鏑矢を放つ祭員。奥は「一の鳥居」(27日午前10時10分、京都市北区・上賀茂神社)

「大鳥居」のくぐり初め式で清めの鏑矢を放つ祭員。奥は「一の鳥居」(27日午前10時10分、京都市北区・上賀茂神社)

 京都市北区の上賀茂神社で27日、神社南側の「一の鳥居」前に新しくできた大鳥居のくぐり初め式が行われた。神社関係者ら39人が参列し、参拝者を出迎える新たなシンボルの完成を祝った。

 大鳥居は高さ8メートル、幅約6メートルで、平安時代に神社へ農作物を納める人たちが通っていたとされる御薗橋から真っすぐ見渡せる場所にある。同神社の第42回式年遷宮に伴い、一の鳥居前の広場整備事業の一環として建立し、今月上旬に完成した。

 午前10時からのくぐり初め式では、斎主を務めた今井守権宮司が祓詞(はらえことば)を読み上げ、鳥居越しに清めの鏑矢(かぶらや)が放たれた。田中安比呂宮司や門川大作市長らによるテープカットの後、参列者が一礼して大鳥居をくぐった。

 田中宮司は「コロナ禍で気持ちが晴れない毎日だが、鳥居の下をくぐって新たな気持ちでよい年を迎えるきっかけにしてもらえたら」と願った。