正月に合わせて造った「棚田の春」(京都府福知山市大江町)

正月に合わせて造った「棚田の春」(京都府福知山市大江町)

 農林水産省の「日本の棚田百選」で知られる京都府福知山市大江町毛原地区で、地元の夫妻が棚田の米を使った正月向けのどぶろくを造った。淡い紅色を付けており「今年は新型コロナウイルスで暗い話が多かったが、正月は華やかな雰囲気で迎えてほしい」としている。

 農業川瀬保さん(72)と節子さん(71)は2010年にどぶろくの製造免許を取得し、普段は白色のどぶろくを醸造している。「正月に紅白のどぶろくを」と毎年、紅こうじを使った「棚田の春」を数量限定で造っている。今回は昨年12月2日に仕込みを始め、すでに瓶詰め作業も終了した。「すっきりした味わいで、例年より甘く仕上がった」という。

 棚田の春は限定100本。1本720ミリリットル入りで、1980円。正月三が日に地元の元伊勢内宮皇大神社(同町内宮)の参道で販売するほか、川瀬さんの醸造所や京都丹後鉄道大江駅構内の売店などでも購入できる。