新たに「わんわんパトロール隊」の一員となり、目印の首輪を付けた犬と飼い主(左)=京都市南区・唐橋西寺公園

新たに「わんわんパトロール隊」の一員となり、目印の首輪を付けた犬と飼い主(左)=京都市南区・唐橋西寺公園

 犬の散歩をしながら市民が防犯ボランティア活動をする京都市南区の唐橋学区の「わんわんパトロール隊」が、隊員不足に悩んでいる。結成3年を迎えたが、取り組みが浸透しておらず、京都府警と連携して地域の愛犬家に入隊を呼び掛けている。


 わんパト隊は朝夕の散歩に合わせて小学生の登下校を見守るなどの活動をしており、府内では左京区や向日市などにも団体がある。唐橋学区のわんパト隊は2017年8月、南署が唐橋自治連合会に呼び掛けて飼い主5人と犬8匹で結成した。

 ただ、学区内の愛犬家への周知不足から隊員数は伸び悩み、当初からトイプードルと活動する会社員戸田陽子さん(68)は「住民主体で地域を見守ろうと結成したが、隊員の犬は今も10匹程度しかいない」と打ち明ける。

 こうした現状を受けて、唐橋自治連は南署に活動のPRを依頼。南署は昨年12月13日、同地区の公園に集まった愛犬家約20人と犬18匹にわんパト隊の目印のLEDライト付き首輪や反射材を配布し、参加を呼び掛けた。その場で飼い犬2匹と隊員になったパート河原保美さん(52)は「良い取り組みだと思って参加した。これからは周囲を気に掛けながら散歩したい」と話した。

 戸田さんは「子どもが多い地域なので、もっと隊員を増やし、地域の安全と活性化につなげたい」と意気込んでいる。入隊の問い合わせは南署075(682)0110。