「滋賀コレかるた」を手にする松井さん(草津市役所)

「滋賀コレかるた」を手にする松井さん(草津市役所)

 滋賀の文化や名所、自然を遊びながら学べる「滋賀コレかるた」を滋賀県草津市のグラフィックデザイナーの女性が制作した。「にんにん じゃじゃーん 甲賀忍者は薬の術」など、子どもが関心を持てるよう読み札の文言にこだわったという。

 制作したのは松井栄里さん(48)。結婚を機に滋賀に移住し、子育てを通じ、地元のことを楽しく学べる道具がないと気づいた。草津市の女性対象の起業塾に通うなどしてアイデアを練り、試作を重ねた。制作には、クラウドファンディングで集めた資金を含め約100万円をかけたという。

 かるたの札は近江牛や信楽焼、伊吹山、ふなずし、雄琴温泉など48種類。特にこだわったのは読み札の文言で、擬音「オノマトペ」を入れ、得意のイラストはパソコンソフトを使って制作した。なじみの薄い湖北や湖東には取材に出かけてイメージを膨らませた。

 松井さんは「家族で楽しんでほしい。子どもも大人も楽しめるかるたになっている」と期待を込める。22日には立木神社(同)でPRを兼ね、かるた大会が開催される予定だ。

 税別1600円、千部製作。草津市のふるさと納税の返礼品としても入手できる。