京都地検

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 京都府宇治田原町発注の保育所増築工事を巡る汚職事件で、京都地検は28日、加重収賄の罪で、同町理事(部長級)の男(58)=官製談合防止法違反罪で起訴=を追起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状によると、男は町健康福祉部長だった2017年5月に町が実施した町立保育所増築工事の一般競争入札を巡り、同年4月17~18日に町内の土木建築会社の男性役員(46)に非公表の設計金額が3371万3千円だと教える不正行為をし、謝礼として同年10月3日に町立保育所で役員から現金20万円を受け取ったとしている。

 府警によると、役員は贈賄罪の時効(3年)が成立している。男は知人の60代男性を通じて役員に設計金額を伝えていたという。この男性も町内で工務店を経営し、保育所工事の入札に参加していた。

 宇治田原町は28日、男を懲戒免職処分にした。西谷信夫町長は「職員の綱紀保持、服務規律の順守を徹底する」とのコメントを出した。