聚楽は古来の漢籍や古典には見当たらない言葉という。
 「快楽と歓喜の集まり」(ルイス・フロイス『日本史』)との造語らしい。豊臣秀吉は邸宅を表す「第」を添え、自らの居城名にした。天正15(1587)年、平安京の聖域・大内裏跡にそびえ立った豊臣の城。武家関白政権の政庁であり、秀吉の権威・権力を飾り立てる「荘厳の都」の象徴となった。