2021年の干支「うし」の絵柄をパンジーやビオラなどで表現した「花と水のタペストリー」(宇治市広野町・市植物公園)

2021年の干支「うし」の絵柄をパンジーやビオラなどで表現した「花と水のタペストリー」(宇治市広野町・市植物公園)

 宇治市植物公園(京都府宇治市広野町)のシンボルとなっている巨大立体花壇「花と水のタペストリー」の絵柄が、2021年の干支(えと)「うし」に更新された。約9千株のビオラやパンジーの花などで、手を上げる陽気な様子の牛を表現した。21年5月下旬まで楽しめる。

 ひな壇状になっているタペストリー(縦18メートル、横62メートル)に、牛の目や顔を白色のビオラで、両手は常緑のオカメザサで表現した。上部には黄色のビオラで2021と形作った。舌はローズ色のパンジーを配置しているが、「今冬は寒さが厳しく、まだ色がはっきり見えない」(同公園)という。花の苗は、20年の干支「ねずみ」の絵柄を表した際と同様に、タキイ種苗(京都市下京区)から無償提供を受けた。

 同公園は1996年の開園以来、季節ごとにタペストリーの絵柄を更新してきたが、赤字改善のために2018年秋にいったん停止。その反省から、市民に1口2千円の寄付を募るサポーター制度を20年3月に創設し、ねずみの後の絵柄「ライオン」は寄付金で更新費用の大半をまかなった。今回は「企業との連携も継続したい」との思いから、タキイ種苗に再び協力を申し出たという。

 同公園は1月4日まで休み。