条例施行に伴って店頭に並んだ有料の紙袋(亀岡市余部町・セブン―イレブン亀岡余部店)

条例施行に伴って店頭に並んだ有料の紙袋(亀岡市余部町・セブン―イレブン亀岡余部店)

 京都府亀岡市のプラスチック製レジ袋提供禁止条例が1日、施行した。三が日に営業していた市内各店舗ではレジ袋が姿を消し、消費者は代わりの紙袋の購入も控え気味に。プラごみゼロを目指す全国初の象徴的な取り組みは、トラブルもなくスタートした。


 提供禁止に懸念が強かったコンビニ各店では、マイバッグを持って入店する家族連れや、紙袋を購入する客の姿が見られた。セブン―イレブン亀岡余部店(亀岡市余部町)は、市の共同購入制度でそろえた15~18円の紙袋をレジ前に陳列。マイバッグ持参を定着させようと、千円以上購入した客に先着順でバッグを配るキャンペーンも1日から始めた。

 飲食チェーンでは、日本マクドナルド(東京都)が全国で同市の3店舗のみ有料手提げ付き紙袋の提供を開始した。広報部は「有料なら要らないと断る客も多く、ごみの削減に寄与できる」とする。9号線千代川店(亀岡市千代川町)で10円の紙袋を購入した南丹市の50代男性は「高いが、このご時世なので致し方ない」。亀岡市の30代女性は「紙袋は水物を入れるのに不安。ポリ袋が欲しいというのが本音です」と漏らした。

 このほか、服飾チェーンのしまむらグループ(さいたま市)は全国約2200店舗のうち市内2店舗のみオリジナル紙袋を用意。あられ製造販売の小倉山荘亀岡並河工場売店(亀岡市大井町)は5日の営業開始に向け、有料紙袋と別に、無料配布できる小分け用紙袋を準備するなど、各事業所が条例に対応し新年を迎えた。