九条ねぎをぜいたくに使ったねぎ焼き。トッピングで牛すじと九条ねぎを追加している(京都府八幡市八幡)

九条ねぎをぜいたくに使ったねぎ焼き。トッピングで牛すじと九条ねぎを追加している(京都府八幡市八幡)

新しくオープンした「ねぎやきタイガー」と店長の山本さん(京都府八幡市八幡)

新しくオープンした「ねぎやきタイガー」と店長の山本さん(京都府八幡市八幡)

 九条ねぎの生産に携わる京都府八幡市の男性が、育てたネギのおいしさを知ってもらおうと「ねぎ焼き」の店を同市内に開いた。九条ねぎをぜいたくに盛り付けるのが特徴で、八幡の新名物として注目を集めそうだ。

 ねぎ焼きは、だしで溶いた小麦粉の生地と刻んだネギ、牛すじなどを焼き、ソースで味を付ける。かつて八幡市内では、具が違う「洋食」や「平焼き」などとともに昼時を中心に店が点在していたという。現在は減りつつあるが、市民になじみ深い味として親しまれてきた。

 九条ねぎ栽培の会社を経営する山本将人さん(34)が、八幡市八幡三反長に「ネギヤキタイガー」を開いた。2年ほど前から、自慢のネギを多くの人に味わってもらう方法としてねぎ焼き屋を計画。親族の空き家を女性も入りやすいようにと「アメリカ西海岸風」の内装にして昨年暮れに開店させた。

 中国産ネギと比べて単価の高い九条ねぎを約200グラムも使い、1食500円に抑えた。熱が加わって甘みを増した九条ねぎのシャクシャクした食感が楽しめ、山本さんは「生産者だからこそ、これだけの九条ねぎが使える」と強調する。市内にも畑を持つため鮮度も自信があるという。

 調理場を整えたことで「これから九条ねぎの新しい食べ方も挑戦していける」と山本さん。将来的にはキッチンカーでの移動販売や、空港で肉まんのように販売したり、冷凍してヨーロッパで販売したりといった計画も温める。「世界中の人に九条ねぎのおいしさを伝えたい」と話していた。

 4日から営業。定休日は水曜だが6日は営業する。午前11時から午後6時。070(8436)2975。