折り紙のように折り方で表情などが出てくる風呂敷(京都府京丹後市峰山町)

折り紙のように折り方で表情などが出てくる風呂敷(京都府京丹後市峰山町)

 京都府京丹後市の折り紙デザイナー武田美貴さん(40)らのデザインユニット「COCHAE(コチャエ)」が、折り紙の要素を取り入れた独創的な風呂敷を考案している。包んだ時に縁起物の亀や獅子舞などが姿を現す仕掛けで、京都市の和小物店が販売している。

 武田さんは出身地である岡山市の軸原ヨウスケさん(42)とコチャエを2003年に結成し、絵付き折り紙などを考案している。風呂敷のデザインは06年に風呂敷製造卸「山田繊維」(京都市中京区)の依頼で始めた。

 これまで作った作品は約20点。招き猫や福助などをモチーフに包み方で絵柄や顔が出現、変化する。腕にかけるとサルやコウモリがぶら下がっているように見える品もある。今冬は伝統的な立涌(たてわく)模様に鯛(たい)をあしらった品や招き猫とだるまを市松模様で配した品など3点を発表。切り絵を基に温かみのある風合いを出したという。

 エコバッグの広まりで風呂敷の需要が高まっているとして、武田さんは「若い人もかしこまった時の贈り物に気軽に使ってほしい」と話している。風呂敷は山田繊維のアンテナショップ「むす美」のホームページから購入できる。