市民版が誕生した1950年はまだ連合国軍の占領下。紙面は親に捨てられた子ども、街にあふれる失業者などの姿を数多く報じ、敗戦の爪痕を色濃く残していた。そんな中、助け合って生きる人々を描いた、心温まるドラマも少なからず紹介されていた。

 51年春に計4回掲載された「愛のコイのぼり」もその一つ。