木津川市役所

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 新型コロナウイルスの影響で、公共施設の光熱費に増加傾向が見られている。冷暖房を使いながら、窓を開けて換気することが感染対策として求められるため、消費電力が増えているとみられる。電気代として約900万円を追加する市もあり、行財政にじわりと影響を与えつつある。


 京都府木津川市は、市議会12月定例会で小学校や老人福祉センター、保育園などの光熱費として934万円の増額を求めた。本年度上半期の光熱費が前年の実績を上回り、当初予算内で収まらないと見込まれるためという。

 市財政課が光熱費増の要因とみるのは「換気による熱効率の悪化」だ。市教育委員会は、各小中学校へ必要に応じて換気を行うように求めているといい、「換気をしながら夏場は冷房、冬場は暖房を稼働させるので光熱費が上がってしまう」としている。

 一方、宇治市や八幡市など別の市町では「まだ光熱費が上がったという話は聞いていない」との声も。京田辺市は「予算として要望は出ていないが、庁内でも窓は開けている。光熱費が上がってくる可能性は当然ある」とする。