京都府コロナウイルス対策本部会議で発言する西脇知事(中央)=8日、午後1時すぎ、京都市上京区・府庁

京都府コロナウイルス対策本部会議で発言する西脇知事(中央)=8日、午後1時すぎ、京都市上京区・府庁

 京都府は8日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染拡大が止まらない状況を踏まえ、大阪府と兵庫県と連携して、緊急事態宣言の発出の検討を国に要請することを決定した。9日に国に要請する見通しという。

 西脇隆俊知事は、「年明け以降も感染拡大が止まらず医療機関への負担が非常に大きくなっている。感染防止対策を万全にして医療崩壊を防がなければならない」とした。

 会議では、府新型コロナ感染症対策専門家会議議長で、京都府医師会の松井道宣会長も「医療現場は部分的に限界に達しており、緊急事態といえる状況」とした。

 京都府は7日の感染者数が143人で1日あたりの過去最多となっていた。昨年12月から感染者数が急増し、12月以降だけで23件のクラスターが発生している。医療機関、高齢者施設でのクラスターが多くなっているほか、ホームパーティーや会食での感染も増えている。

 関西広域連合は5日、今後感染者が急増した場合、京都と大阪、兵庫の3府県で、緊急事態宣言の発令を政府に要請するかどうか判断するとしていた。今回の緊急事態宣言発出検討の要請は、3知事で協議して決定したという。