会見する門川市長(2020年12月28日、京都市中京区・市役所)

会見する門川市長(2020年12月28日、京都市中京区・市役所)

京都市役所

京都市役所

 京都府が緊急事態宣言の発出検討を国に要請することを決めた8日、京都市は新型コロナ感染症対策本部会議を開催した。門川大作市長は「京都市でも感染が急拡大して危機的な状況。医療崩壊を防ぎ命を守るため、一人一人が行動を自粛して感染防止に努めて」と市民に呼びかけた。

 会議後の記者会見で門川市長は、京都府の緊急事態宣言要請について、「危機感を国に訴え、新たな国の取り組みにつなげたい」と評価した。

 市内観光業への影響について問われると、「深刻な影響を与えると認識している。感染拡大防止と社会経済活動の両立が大事だが、今は、感染急拡大の危機を乗り越えていくことが同時に経済対策にもなる」とした。市外からの観光客に対しては、「命を守るために自粛してほしい」と訴えた。

 成人式は、感染防止対策を徹底した上で実施するとした。門川市長は「一生に一度のことを市民ぐるみでお祝いする」とし、東京や神奈川から帰省する参加予定者には、自粛を要請しているという。大阪市は成人式の延期を決定している。

 京都市では、8日から2月7日までを感染防止月間とし、市民に不要不急の外出自粛や、東京、神奈川、千葉、埼玉への往来自粛などを呼びかける。また、保健所の体制強化も進めるという。

 京都府内では7日に過去最多となる143人の感染が判明した。京都市では、昨年12月にこれまでの全感染者の4割にあたる1505人の感染が判明し、1月だけで482人が陽性となっている。