流派代表が若松を生ける様子を指導する笹岡家元(右端)=京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都

流派代表が若松を生ける様子を指導する笹岡家元(右端)=京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都

明るい一年になるようにとの願いを込めて、新年の花を生ける笹岡家元(京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都)

明るい一年になるようにとの願いを込めて、新年の花を生ける笹岡家元(京都市東山区・ウェスティン都ホテル京都)

 新春を彩る華道未生流笹岡の「初いけ式」が10日、京都市東山区のホテルで開かれた。新型コロナウイルスの感染対策に気を配り、出席者を例年のほぼ半数に絞った。各界の招待者と門弟約290人を前に、笹岡隆甫家元らが明るい一年となるよう、祈りを込めた花を生けた。

 笹岡家元は「一陽来復」をテーマに、梅の古木と若枝、照り葉のツバキに、大輪の花をつけた寒ボタン、歌会始のお題にちなんだ仏手柑(ぶっしゅかん)を取り合わせた。コロナ禍での人との出会いの喜び、大切さをかみしめ、「厳しい状況の後に、必ず春が訪れる」と、希望を託した。

 家元の花を囲むように、流派の代表8人が「七五三の若松」を生け、一年の精進と平穏を祈った。