新成人によって空高く揚げられた20畳敷の大凧(東近江市聖徳町・聖徳中)

新成人によって空高く揚げられた20畳敷の大凧(東近江市聖徳町・聖徳中)

3部制を導入した上、座席の間隔を開けて行われた彦根市の成人式(同市野瀬町・ひこね市文化プラザ)

3部制を導入した上、座席の間隔を開けて行われた彦根市の成人式(同市野瀬町・ひこね市文化プラザ)

 成人の日(11日)を前に滋賀県各地で10日、成人式が開かれた。新型コロナウイルス対策で、会場ではマスク着用や検温を徹底し、十分な間隔を開けて着席する光景が目立った。3密を防ぐために分散開催したり、式の様子を動画でライブ配信する自治体もあった。

 彦根市はひこね市文化プラザ(野瀬町)で3部に分けて開催。参加者は計860人で、昨年より68人少なかった。感染防止のため、館内の移動の動線もテープで示し、座席は左右3席ずつ間隔を開けた。新成人代表であいさつした短大生の女性(20)は「実行委員会の準備も対面を避け、(無料通信アプリ)LINEでやりとりするなど不安があったが、開催できてほっとした」と話した。

 東近江市は青葉町の八日市文化芸術会館で成人式を行い、昨年より約90人少ない663人が参加した。コロナ対策で式典の動画をライブ配信した。式後は近くの聖徳中で恒例の20畳敷大凧(おおだこ)を揚げた。新成人の男性約40人が縦5メートル、横4・8メートルの凧の糸を引っ張り、高さ約30メートルに舞い上がると、晴れ着姿の女性らから歓声が上がった。

 大凧製作にも携わった大学生の女性(20)は「あの凧より上を目指せる女性になれれば」と笑顔だった。

 2000年4月2日~01年4月1日に生まれた県内の新成人は、1万5284人(男性7954人、女性7330人)。前年より266人減った。11日には大津市、草津市、守山市、野洲市が成人式を行う。長浜市と甲良町は延期を決めた。