滋賀県内の2020年の交通事故の死者数は、過去60年で最も少なかった18年の39人に次ぐ49人だった。新型コロナウイルス禍での外出自粛などが影響したとみられる。ただ、交通量が減って速度を出しやすい道路環境になっているとの見方もあり、専門家は警鐘を鳴らす。今年も外出機会が減ることが予想され、滋賀県警はさらなる事故減少を目指し対策を進める。
 人身事故の発生件数は、統計が残る1961年以降で最少の2913件(同734件減)。後藤寛交通事故分析官はコロナ禍のほか「県民の安全意識や車両の安全性能の向上、取り締まり強化などで、件数は毎年1割ほど減っている」と説明する。