共産党の穀田恵二国対委員長

共産党の穀田恵二国対委員長

 「短時間で打ち切るというやり方ではなくて、核心を突いたことをきちんと国民に発することが必要ではないか」。共産党の穀田恵二国対委員長(衆院比例近畿)は13日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて記者会見や取材対応を増やしている菅義偉首相の説明姿勢に注文を付けた。

 首相は関西3府県などに緊急事態宣言を追加発出したこの日、今年3度目の会見に臨んだ。全国紙やテレビ局の単独インタビューにも応じている。

 穀田氏は会見で、政権のコロナ対応を巡る世論調査の結果を念頭に「説明不足という意見が多数を占め、危機感もあるのだろう」と推察。その上で休業補償や医療体制など喫緊の課題に対して発する言葉の的確さが重要とし「そうでなければいくら(会見の)回数を増やしても駄目」と戒めた。

 政界きってのベテラン国対委員長の注文は、政府・与党の国会答弁の在り方にも。「臨機応変に答える力量が低下している。その典型がどっかの首相でしょ。いちいちペーパーを持ってこなくちゃ、答えられないわけだから」と皮肉った。