全国高校駅伝で疾走する女子選手たち(2020年12月20日、たけびしスタジアム京都)

全国高校駅伝で疾走する女子選手たち(2020年12月20日、たけびしスタジアム京都)

 昨年12月の全国高校駅伝で競技中の公道コースに乗用車が進入した問題で、京都府警交通指導課と右京署は14日、道交法違反(警察官現場指示違反)の疑いで、京都市西京区の無職の男性(68)を書類送検した、と発表した。男性は容疑を認め、「選手の間隔が空いており、今なら行けると思った。後から映像を見て危ないと分かった。反省している」と話しているという。

 書類送検容疑は昨年12月20日午前11時22分ごろ、駅伝の最終5区(5キロ)のコースとして交通規制されていた右京区五条通西小路交差点で、右京署員による通行禁止の指示に従わず、制止を振り切って乗用車でコース内に進入した疑い。

 車は京都府代表の立命館宇治高の女子選手(18)の目の前を横切った。選手は接触する寸前で身をかわし無事だったが、進路を妨げられる形となった。

 府警によると、男性は買い物からの帰りに西小路通を南進し、五条通の交差点を右折しようとした。署員の指示を受けて一度はバックしたが、数分後に先頭集団のランナーが通過すると、コースを横切って西小路通を南向きに走り抜けた。男性は「早く帰ろうと思ったのに警察官に止められ、イライラして選手の間を抜いた」と話しているという。