京都市交通局が導入する新型の市バス。天井の換気扇が増設され、最前列の座席があった場所は荷物置き場になった(京都市南区・同局九条営業所)

京都市交通局が導入する新型の市バス。天井の換気扇が増設され、最前列の座席があった場所は荷物置き場になった(京都市南区・同局九条営業所)

 京都市交通局は15日から市バスの新型車両を導入する。換気扇を増設し、座席シートに抗ウイルス加工を施すなど、新型コロナウイルスの感染防止策を取り入れた仕様となっている。

 従来の車両は前後の天井に1カ所ずつ換気扇が付いているが、新型は中央にも取り付けて計3カ所とした。窓の一部開放と合わせて、車内の換気を一層図る。

 座席シートの抗ウイルス加工は昨年に全車両で実施したが、新型では抗ウイルス剤を生地に染み込ませて耐久性をアップさせた。また運転手と乗客の距離を確保するため、最前列の座席を荷物置き場とした。

 今年度に導入する新型車両は58台で、購入費用は約12億円。順次、各営業局に配備する。市交通局は「感染対策を取ることで、お客様に安心・安全にご乗車いただきたい」としている。