中長距離競技会を前に調整する京産大の選手たち(京産大総合グラウンド)

中長距離競技会を前に調整する京産大の選手たち(京産大総合グラウンド)

 中止となった全国都道府県対抗女子駅伝の代替大会として、17日にたけびしスタジアム京都(京都市右京区)で「京都 女子駅伝・中長距離競技会」が開催される。176人(オープン参加を含む)が出場し、多くの選手にとっては今年最初のレースとなる。

 3000、5000、1万メートルの3種目で計7レースを実施し、中高生から大学生、社会人までの幅広い世代が参加する。緊急事態宣言が再発令され一部で出場辞退者も出たが、東京五輪の女子5000メートル代表に決まっている同大3年の田中希実(豊田自動織機TC)をはじめ、有力実業団のランナーたちが出場する。


 京都、滋賀の地元選手も多く出場する。実業団のワコールのほか、立命大、京産大、佛大など大学生は1万メートルと5000メートルにエントリー。高校生は昨年の全国高校駅伝5位と活躍した立命館宇治の主力選手が顔をそろえる。中高生の対象種目は3000メートルと5000メートル。大半は3000メートルにエントリーしているが、一部は5000メートルで社会人や大学生と競い合う。

京産大・それぞれの目標に挑戦

 京産大は昨年末の全日本大学女子選抜駅伝に出場した後も調整を続けてきた。稲原敏弘監督は「精神的な疲労は残っているが、貴重な機会。それぞれの目標にチャレンジしてほしい」と期待する。奈良出身の堀尾咲月(3年)は日本学生対校選手権3000メートル障害7位のスピードランナー。長い距離にも挑み始めており、同駅伝では6キロの6区を走った。今大会で挑む5000メートルは2019年秋以来となり、「長い距離にまだ苦手意識がある。今まで取り組んできたことをぶつけたい」と意気込む。

 1年の浜添麻那は2度目の1万メートルに挑む。持ち味の粘りで大学進学後も力を伸ばし、同駅伝では最長10・5キロの5区を任された。長崎商高時代は先輩の広中璃梨佳(日本郵政グループ)とたすきをつないだ。「1万メートルに慣れたい。今の力を試したい」と力を込める。