「いつもと買う商品が違った」と話す丸川さん(中央)と真継さん(右)=京都府亀岡市安町・亀岡署

「いつもと買う商品が違った」と話す丸川さん(中央)と真継さん(右)=京都府亀岡市安町・亀岡署

 高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだとして、京都府警亀岡署はファミリーマート亀岡馬路町店(亀岡市馬路町)の女性店員らに感謝状を贈った。電子マネーカードの陳列棚で考え込む常連客に気付き、「こんな商品を買う人じゃない」と詐欺を見抜いた。

 社員の丸川由美子さん(58)とパートの真継陽子さん(47)で、昨年12月中旬、だまされて25万円分のカードを購入しようとしていた90代男性を思いとどまらせた。クリスマス前で、真継さんは「孫に頼まれた?」などと尋ねたが、男性は答えたがらなかった。誰かと携帯電話で話したりATM(現金自動預払機)の前で立ち尽くしたりする様子を不審に思い、丸川さんが110番通報した。

 15日、安町の同署で横田政幸署長から感謝状を受け取った2人は、「違うコンビニに行ったらどうしようとドキドキした。詐欺に巻き込まれなくて本当に良かった」と胸をなで下ろしていた。