京都中央信用金庫前理事長の布垣豊氏

京都中央信用金庫前理事長の布垣豊氏

 京都中央信用金庫の前理事長、布垣豊(ぬのがき・ゆたか)氏が12日午後3時20分、京都市内の自宅で死去した。死因は非公表。82歳。京都市出身。新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻光子(てるこ)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 1961年に京都中央信用金庫に入り、89年に理事に就任。副理事長だった2001年、旧京都みやこ、南京都両信金の事業譲り受けを実務面で取り仕切り、預金量で日本最大の信金に育てた。02年に理事長に就任し、収益力や財務体質の強化を推進。15年から会長、18~20年に名誉会長を務めた。

 中信美術奨励基金(京都市下京区)の理事長を約12年間にわたって務め、09年には地域にゆかりの深い美術品を所蔵、展示する「中信美術館」を上京区に開設した。