タクシー車体に付けられたエムケイの社名表示灯

タクシー車体に付けられたエムケイの社名表示灯

 タクシー大手のエムケイ(京都市南区)を中核とする全国のMKグループ主要10社は19日、2021年度に例年の2・5倍に当たる2千人を正社員として新規採用すると発表した。新型コロナウイルス感染収束後の需要回復を見据え、乗務員を確保する。

 グループ10社の20年3月期の売上高は、インバウンド(訪日外国人)の増加を追い風に過去最高の530億円を記録。従業員総数は5千人で、タクシーやバスなど保有車両は2千台に達する。

 一方で21年3月期はコロナ禍の直撃により大幅減収の見通し。旅客輸送は激減しているものの、MKグループでは国の特例容認を受け、飲食店の料理輸送などを試行。今後の事業成長も見据え、採用増を決めた。

 大卒や高卒の新卒200人を除き、1800人を中途採用する。同グループは「4年後の関西・大阪万博に向けた企業の動きやインバウンドの回復を視野に入れ、先手を打つ」(広報)としている。