エムケイが導入しているEV「リーフ」。MKグループ全体で2025年までに全車両をEVに切り替える目標を掲げる

エムケイが導入しているEV「リーフ」。MKグループ全体で2025年までに全車両をEVに切り替える目標を掲げる

 タクシーのMKグループは19日、2025年までに保有車両の全てを電気自動車(EV)に切り替える目標を明らかにした。今後、車両をEVに順次交換し、現行車両の一部を占める液化石油ガス(LPG)車タイプのタクシーを今年8月には運行停止する。

 世界的な脱炭素化の潮流を踏まえ、他社に先駆けて全車両のEV化を進める。グループ中核のエムケイ(京都市南区)は858台を保有し、うち日産自動車のEV「リーフ」を8台運用。今後は車両更新のタイミングでEV導入を加速する。

 タクシーの運行上、現在市販されるEVは1回の充電で走行できる航続距離が短く、充電時間の長さも課題というが、同グループは「性能の一層の向上を期待しつつ、温暖化防止の観点から実行に移したい」と話す。

 菅義偉首相は18日の施政方針演説で、35年までに国内の新車販売からガソリン車をなくし、全て電動車(ハイブリッド車や燃料電池車など含む)にする目標を表明。産業界でも電動車導入の流れが加速する可能性がある。