ボトルに触れずに噴霧できる消毒液スタンドと後藤さん(近江八幡市役所)

ボトルに触れずに噴霧できる消毒液スタンドと後藤さん(近江八幡市役所)

 新型コロナウイルスの感染予防に役立てようと、近江兄弟社高(滋賀県近江八幡市)1年の後藤耀寛さん(16)らが楽器のドラムを活用した足踏み式の消毒液スタンドを作った。材料集めは地域の楽器店などが協力。市役所や病院に計10台が設置され、手を使わずに消毒できて便利だと好評だ。

 後藤さんは消毒の際、ボトルに直接触れることに衛生上の問題を感じていた。ツイッターでドラムの「ハイハットスタンド」を使った消毒液スタンドを見つけ、所属する同高の「ヴォーリズ学園インターアクトクラブ」で制作を提案した。

 シンバルを付ける部分の上部に直径約20センチの金属製の円盤、下部に消毒液のボトルを置く台を固定。足元のペダルを踏むと円盤が下がり、消毒液が噴霧される仕組みだ。

 地域のロータリークラブなどの協力で、市内の楽器店がスタンドを提供。金属加工業者が金属板を作り、完成させた。後藤さんは「喜んでもらえたらうれしい。地域のいろんな人の支えにもすごく感謝しています」と話している。