受賞理由となった元子ども兵の社会復帰支援などについて語るテラ・ルネッサンスのスタッフ(京都市下京区・同法人事務所)

受賞理由となった元子ども兵の社会復帰支援などについて語るテラ・ルネッサンスのスタッフ(京都市下京区・同法人事務所)

 アフリカで元子ども兵の社会復帰支援などに取り組む京都市下京区の認定NPO法人「テラ・ルネッサンス」が、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを推進したとして、政府の「ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞」を受賞した。「受賞を機に、より多くの人に活動を知ってもらえれば」と喜んでいる。

 同法人は2001年の設立。アジアでの地雷除去のほか、ウガンダなどでは誘拐や貧困により子ども兵となった人たちの社会復帰、紛争で性暴力を受けた女性の自立の支援などを行っている。日本では自治体や企業などと連携を取りながら、現地の状況と法人の活動について報告会や講演、出張授業で積極的に発信している。

 これらの取り組みが、SDGsが定める目標「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」などに貢献していると認められた。昨年末に東京の首相官邸で表彰式があった。小川真吾理事長は「受賞を今後の取り組みの原動力に替え、全ての命が安心して生活できる社会の実現を目指したい」と話している。