近江八幡市役所

近江八幡市役所

 滋賀県近江八幡市は21日、2018年に解約した市庁舎整備工事について、県建設工事紛争審査会の勧告に基づき、当時の請負業者の奥村組(大阪市)に4億600万円を支払うことで和解合意したと発表した。和解金などを盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を27日の市議会臨時会に提案する。

 和解金は、工事請負の契約額81億2千万円の5%相当。同社が工事で得られたはずの「逸失利益」の算出法について「契約額の11・1%を念頭にしたい」とする同社に対し、市は「5%を超えることはない」と主張。昨年5月に審査会に仲裁を申請し、12月に勧告を受けていた。

 市は、昨年度までに支払っていた工事関連費などと合わせ同社に総額6億5600万円を支払うことになる。小西理市長は「目標だった10億円以下に収められた。許される範囲の額だと思う」としている。

 小西市長は18年の市長選で初当選した後、前市長時代に完了した工事の契約を解除。現在新庁舎の基本設計を進めており、23年12月の完成を目指している。