【資料写真】大戸川ダムの建設予定地(大津市)

【資料写真】大戸川ダムの建設予定地(大津市)

 滋賀県の三日月大造知事は21日、大阪府の吉村洋文知事の大戸川ダム建設容認発言を受け、「国と上流下流中流の府県で(建設へ)合意できるとするなら、私どもにとっても大変大きな一歩」と述べた。

 三日月知事は「大阪府域での治水効果という意味で(吉村知事が)ダムの意味を理解されるなら、上流と下流の協力関係が進む前提になる」と歓迎。京都府については「府県それぞれの治水リスクや課題がある。科学的、客観的に(府が)判断する、その推移を見守っていく」とした。

 京都府は有識者による「技術検討会」を昨年12月に設置し、大戸川ダムを含めた淀川水系の今後の方向性を検証している。本年度末までに同検討会の提言を受け、府としての方針を決定する見通し。

 これまで西脇隆俊知事は「上下流とのバランスを取り、河川整備を進めていくことが課題」とし、ダム建設の是非については言及していない。