新型コロナウイルス(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルス(国立感染症研究所提供)

 京都府と京都市は21日、新型コロナウイルスに感染していた3人が死亡し、未就学児から90代までの男女140人が新たに感染したと発表した。うち34人は家庭内感染していた。重症と中等症が各1人で、他は軽症か無症状。半数を超える78人の感染経路が分かっていない。府内の死者は計93人、感染者は計7391人となった。

 死亡したのは府内の70代男性、京都市内の60代女性と90代女性でいずれも基礎疾患があった。

 市が発表した新規感染者は92人。クラスター(感染者集団)関連では、河端病院(右京区)で新たに40代女性職員の感染が分かった。京都南病院(下京区)で入院患者1人と、デイサービス上桂の郷(西京区)とパナソニックエイジフリーケアセンター下京(下京区)で利用者各1人が陽性だった。部活動を契機に生徒24人の陽性が確認されていた市内の私立高で生徒3人と教員1人も感染が判明した。

 府の発表分は48人。クラスター関連では「京丹後市やさか老人保健施設ふくじゅ」(同市)で30代の男性職員1人、宇治市で3施設を運営する社会福祉法人「山城福祉会」で利用者と職員の計2人が感染した。

 府と市の発表分合計で、八幡市が11人、宇治市が10人、長岡京市6人、大山崎町5人、向日市と京田辺市が3人、京丹後市と木津川市が2人、宮津市、福知山市、南丹市、亀岡市、京丹波町、精華町が各1人だった。

 このほか京都府警は、鉄道警察隊の女性巡査部長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日に感染が判明した同隊隊員の濃厚接触者だった。同隊では13人が自宅待機している。