滋賀県警本部

滋賀県警本部

 1月に入り警察官らの新型コロナウイルス感染が相次いでいる滋賀県警は22日の定例会見で、捜査時や留置施設などで強化している感染防止対策を明らかにした。

 県警では、13日に東近江署に勤務する県交通安全協会職員の感染が判明し、22日までに県警本部(大津市)や、甲賀、草津など5署の捜査員や留置担当者ら計15人が感染。個別の感染経路は確定していないが、捜査や会議で感染者と同じ空間にいたケースもあったという。

 渋谷秀悦警務部長は会見で、感染者が出た警察署には県警本部から応援の警察官を派遣しているとし、「(捜査などの)業務に支障はない」と述べた。全12署の取調室では、警察官と容疑者の間に透明の遮蔽(しゃへい)板を設置し、空気清浄機などで換気を徹底しているとしたほか、当直室の寝具や水場の蛇口、コピー機などは消毒を徹底するよう再度指示したと説明した。

 このほか、県警は体調悪化のサインとなる血液中の酸素量低下を調べる医療機器「パルスオキシメーター」を各署に配備し、留置施設内の容疑者らの体調把握に活用しているという。

 また、県が5日に独自の警戒レベルを、上から二つ目のステージ3(警戒)に引き上げたことを受け、県警は6日付で、勤務時間外の会食について、「家族や普段一緒にいる人以外とは控えるよう」指示した。

 渋谷警務部長は、警察署が業務停止した場合に、円滑に応援態勢が構築できるよう、関係部署間の情報共有なども指示したとし、「断続的に感染者が出ているが、さらに感染対策に留意し、警察機能の維持に努める」と語った。