重厚な造りの府庁旧本館でハンドベルを演奏する生徒たち(京都市上京区)

重厚な造りの府庁旧本館でハンドベルを演奏する生徒たち(京都市上京区)

 京都府庁(京都市上京区)の旧本館で芸術を楽しむ「観芸祭」と、周辺の歴史的建造物などが公開される「府庁界隈(かいわい)まちかどミュージアム」が20日、始まった。明治期のレンガ造りの旧本館を中心に、コンサートや講演会といった多彩な企画が繰り広げられる。

 旧本館は1904(明治37)年完成の重要文化財。初日は子どもたちが空手を披露したり、近くの平安女学院中高の箏曲部やハンドベル部などが演奏を発表したりした。NPO法人「京都観光文化を考える会・都草」のメンバーによるガイドツアーもあり、参加者はルネサンス様式の重厚な建物を見て回った。

 周辺30施設が参加するまちかどミュージアムは、竹工芸制作の見学会や、彫刻や現代アートの展示などが行われた。安藤人形店(同)では、ひな人形コーディネーターの安藤啓子さんが、訪れた人にひな人形の歴史や意味などを解説。「女の子の健康と幸せを願う素晴らしい文化」と語り掛けた。

 観芸祭は11月4日、まちかどミュージアムは11日まで。演奏会や展覧会、工房見学などがある。