スルメイカをとっくりの形に成形する鞍岡さん(宮津市漁師・鞍岡商店)

スルメイカをとっくりの形に成形する鞍岡さん(宮津市漁師・鞍岡商店)

 スルメイカをとっくりの形に加工した、京都府宮津市の特産品「徳利いか」づくりが最盛期を迎えている。市内で唯一生産する鞍岡商店(同市漁師)では、家族総出で成形作業に取り組んでいる。

 スルメイカの胴体部分を輪ゴムで縛ったり、空気を入れたりして形を整えながら、5日ほど乾燥機で乾かして作る。熱かんを入れるとイカの風味が溶け出したまろやかな味わいになり、火であぶれば酒のつまみとしても楽しめる。耳の部分はおちょこになる。

 湿度の低い冬の時期に合わせ、4月までに約5千個を生産する。市内土産物店などで購入できる。店主の鞍岡義行さん(54)は「なかなか宴会もできない状況なので、これをつまみに家でお酒を楽しんでほしい」と話していた。